カメラを買った

今年の3月頃にカメラを買った。
購入したきっかけや、はっきりとした理由はわからない。

確か家でネットサーフィンをしていたら、偶々目に止まった画像に惹かれたと思う。
FUJIFILMのX-T1というカメラの標準レンズキットを中古で買った。
他のカメラと比べたりすることはなかった。スペックなどは読んでも皆目わからなかった。
真っ黒なボディ。無骨な外観にクラシカルな装置。完全に見た目で買ったと思う。

手元にあったコンデジをメルカリに出したら速攻で売れた。
確か購入した時の値段は3万5千円だっと思う。
ダブルズームで売り飛ばしたら3万3千円で売れた。
購入したX-T1は6万強、売ったコンデジを元手の足しにしたら3万で買えたということを考えると、
おそらくX-T1はスーパー良い買い物をしたと思う。

しかしX-T1を買ったはいいものの、使い方もわからずしばらく家で放置していた。
それじゃいかんと思い、まずは何かを撮りにいこうと家を出た。

超ド級の素人がカメラを持ちだしたはいいものの、何をどう撮ってよいかわからない。
スマホを片手に、あらゆるカメラに関するキーワードを使って体当たりの作業をする。

ファインダーを覗く、ピントを合わせる。シャッターを切る。失敗する。
失敗したキーワードをまたネットで調べる。
これをひたすら繰り返す。

カメラを通じて知り合ったユミちゃんと多摩川でモノレールを撮っていたのだが、暗くなるにつれてシャタースピードが長くなってきた。
よくわからない、写真は真っ暗になっていく。混乱する。
また調べる、露出やf値にたどり着く。混乱する。


確か4時間くらいいて何とか撮れたのは2、3枚。
良いのか悪いのかわからないが、スゲー何か写ってると何だか感動した。

一度撮れてしまうとのめり込んでしまった。
以前はpentaxのQ-S1というデジカメを使っていたが、まったく写真に興味を持てなかった。

しかし半年経った今、毎日写真について考えている。頭から離れない。
街を歩いていると何か撮れないかと目が対象を探している。