伊賀のみち

年明け、2月初めに伊賀へ2泊3日で行ってきた。

伊賀地方は、車や列車で幾度もこの地域は通ったことがあった。
しかし、あらためてこの土地で過ごしたことはなかった。
というわけで行ってきた。

近鉄の特急で伊賀神戸まで行き、伊賀鉄道に乗り換えて上野市駅まで向かった。
特急はそれなりに混雑していた。帰宅時間と被っていたからかもしれない。

伊賀鉄道はガラガラで、仕事帰りの会社員だろうか、乗客は数えるほどしかいなかった。
伊賀といえば忍者で有名だが、早速洗礼を受けた。

夜遅く着くと、街はひっそ〜りと静まり返っていた。

翌日は、伊賀上野城を散策することにした。
昼前に目が覚めて、部屋の窓から隣のスーパーの路面駐車場を眺めた。
朝からずっと駐車場が混雑していて出入りが物凄い。
それじゃあ散歩がてらに言ってみようと早速行ってみると、ごく普通のスーパーだった。

ついでに寒いし腹減ったということでうどんを食べにいった。
近くに見つけたうどん屋が中々良い感じだった。

牛まぶしもサイコー

店のご主人と話していると言葉が気になった。伊賀弁というのは、関西弁によく似ている。
同じ三重でも土地によってイントネーションが違う。
桑名、松坂、伊勢、伊賀の言葉は其々明らかに違う。
近鉄に乗っていると乗客の話し声でよくわかる。
四日市を越えて南に行くと明らかに違う。話声が大きくなってより一層関西のイントネーションになる。

美味しくいただいた後、散歩でもするかと伊賀上野城へ行った。
石垣の高さが日本一だとかなんとかで、何がコエーかっていうと、石垣に柵がないことだ。

夜銭湯にいった。
ステキな銭湯だった。

伊賀はこれと言って何があるというわけではないが、静かな暖かい街だった。