北海道 for the first time 後篇

北海道2日目

生憎の曇りの天気となった。
はっきり言って特に予定もなく、一先ず函館駅界隈の市場に食事をしに行ってきた。

適当なお店に入って、適当に鮭といくら丼を頼んだ。

むちゃくちゃ美味かった。
イクラもサーモンも当然ながら、お米の炊き加減も抜群。ボリュームもあり、3杯くらい食おうかと思った。
ちなみに隣に座っていた女子達は、活きイカの踊り食いというものを注文していた。
これは衝撃的だった。
胴体が真っ二つに割れたイカがドンブリの上に登場する。
彼は静かにドンブリの縁にもたれかかっている。何てことはない。
しかし、イカの頭から醤油をブッかけると突然イカが動き出すのだ!
イカの腕が動いているではないか!

ヒーイズ、、、ダンシング!!

種明かしとしては、醤油に含まれるナトリウムが死んだ直後のイカの神経を刺激し、
イカの筋肉を収縮させる。つまり筋肉によるナトリウム収縮らしい。

彼女達はイカのダンスをとても楽しんでいた。シーイズエンジョイ。
頭の切られたイカ、突然動き出したイカに僕にはトラウマになりそうだ。

市場のすぐ目の前はJR函館駅だった。
目的もなくプラプラしていると電光掲示板の発車標を見つけて眺めていた。
中々お目にかかる事のない列車名や行き先を眺めていたら、うずうずと乗りたくなってきたので、ちょろっと乗って函館以外の北海道も味わってみようということになった。

函館駅のホームは曲がっている。

とりあえずスーパー北斗に乗る。
札幌とか行きたかったが遠くて断念。なんせ片道3時間半くらいかかるらしい。

ほどよい場所まで行って折り返すことにした。

森駅に決定!
森駅ってどこやねん

とりあえず車内はガラガラ
新函館という駅からすこ~し北海道新幹線からの乗り換えの乗客があったが、
それでもガラガラだった。

列車から函館市内の様子を眺めていた。
五稜郭駅あたりまでが市街地のようだった。人の姿は見られず、閑散とした印象を受けた。
五稜郭駅を出発すると、風景は自然風景に変化し、牧草地、森や池を繰り返すだけだった。
途中、列車は大沼国定公園に差し掛かったが、どんよりとした曇り空の為か魅力を失っていた。

森駅に着いたものの、特筆すべきものは何もなかった。
寂れた静かな街のようだった。街駅前のロータリーには、手持無沙汰のタクシーが数台と、
まるで昭和にタイムスリップしたかのような朽ちた建物が並んでいだけだった。

帰りにラッキーピエロというハンバーガー屋に寄って帰った。
大人気のご当地バーガーらしい。

なかなか強烈で独特な世界!

しかしポテトは残念ながら美味しくなかった。
今のところ、voiちゃん的にはファーストフードのポテトNo.1は、
マクドナルド月島店だと思う。

今回の北海道の旅行は、総じて面白かった。
しかし、どうせ北海道に行くならば、時期としては天気の良い夏、または厳冬の真っ白な北海道ではないかと思う。