THE LONGEST DAY 山陰陽一周 淡路島編

8月の終わりに、関西から中国地方を周ってきた。
行程は、東京を出発して淡路島を皮切りに、鳥取へ出て山陰地方を横断し下関へ出で折り返し、
下関から山陽地方を経て関西、そして東京へに戻った。
去年の夏は、和歌山の白浜から紀伊半島を経て北陸へ出て東北を一周した。
今年は西日本にした。
アホやな

8月24日(金)
この日は淡路島に宿泊した。
24日から2泊で淡路島に滞在した。
淡路島へは車で向かった。
昼前に自宅を出て、新横浜から新幹線で名古屋へ出て、尾張一宮駅で車に乗り込み出発した。
近畿圏の高速道路は、前日の台風の影響により朝まで通行止めの道路路線があったが、
愛知を出発する頃にはすっかり復旧していた。


新名神は、高槻から神戸JCTまで新しい路線が開通したようで早速利用してみた。
新しく開通とはいっても、獣でも飛び出てきそうな大阪や兵庫の山奥に道路を打ち抜いただけで、何かが楽しめるわけではなかった。
しかし、従来の吹田JCTを使うルートよりはとても走りやすくなったと感じた。

途中で宝塚北サービスエリアに寄った。
何やら随分と大きな建物が見えてきた。なんだか宮殿のような建物が見えてきた。
このサービスエリアは摩訶不思議な空間だった。
建物の外観イメージは、宝塚の花のみちを参考に南欧風にイメージしたという。
西日本最大クラスのSAらしい。総工費は40億かけたらしい。
とりあえずヅカだとか南欧ってだけで笑うしかないんだけど、
恥ずかしくなるようなコンセプトの中身は所詮はやっぱりただのSAで、
フードコートがあってお土産が買えてトイレに行くだけの施設に違いなかった。
大阪や神戸の山奥でお土産なんて大したものはないし、フードコート(わざわざグルメコートと名付けている)、何コートでもいいけど、もうそれだけで耐え難く、そしてやはり目ぼしいものは何もない。
ないのにこれまた強引に名付けたような宝塚黒カレー、宝塚ケバブ、
そんなもの初めて聞いたわ!
何故かタカラジェンヌの衣装が飾ってあったり、トイレの照明はなぜかシャンデリア。
外観も中身も全てチグハグしていて、無理やり色々詰め込んだイオンとしか思えなかった。
ゴージャス風に作ってるけど、普段使用しているのは運送業のオッサンや営業のニイチャン達なんだけどな。

三木JCTから神戸淡路鳴門自動車道へ入り、夕方にはホテルに到着した。
一年ぶりのの滞在となった。
当然のことだが、相変わらず淡路島は暑かった。

到着した途端、部屋にゴキブリが現れた。
一瞬にしてギャーとかギーとか阿鼻叫喚、阿修羅地獄、然れども放置することもできず、
部屋の隅に追い込んで、シャンプーをぶちまけて窒息死させた。
これに恐れをなした僕は速攻で部屋を出て、
幸いすぐ近くにあったイオンでG予防グッズを買い込んだ。
くるならきやがれ!

2日間、特に淡路島で何かをしたということはなく、新鮮な玉ねぎを食べたり、
近所の銭湯でさっぱりしてのんびり過ごした。


夏だ!杉山清貴だ!いや浅香唯だ!いや大滝詠一だ!


つづく